赤マルジャンプを買った。

コンビニでいつもどおり週間少年ジャンプをレジに持っていったら420円とか言われてビックリしたわけではもちろんなく、しっかりと目的をもって赤マルを買いましたよ。
目的とは、当たり前じゃないデスか。
ToLOVEる―とらぶる―ミニイラスト集ですよ!
まったく袋とじになんかしなくてもしっかり買いますよ! もう。
さて、袋とじを開いて1ページ目は、御挨拶のようにララと春菜のパンチラです。しかし春菜たんのスカートのめくれ上がってない方の下限がパンツが見えるか見えないかの位置になってます。おかしいですよ。通常状態で尻肉が見えちゃいますよ。
そして2ページ目がキタコレ! 体操着のララと春菜ですが春菜たんの短パンからパンチラしてますよ。天条院沙姫様の時も関心いたしましたが、矢吹先生は短パンでパンチラすることのエロスを分かっていらっしゃる。短パンパンチラはエロい! 矢吹健太朗先生は素晴らしいデス。
3ページ目。スク水ですね。春菜たんの局部の盛り上がりと陰裂を布越しに主張する影はしっかり描かれております。
4ページ目は普段着のララと春菜ですね。ララはジーンズで春菜短はミニスカ&縞オーバーニーソでパンチラ(コットン100%と思しき純白)でございます。なんかララでのエロスを放棄してません? 矢吹先生。
そして問題の次の見開き2ページブチ抜き。
入浴ララ&春菜! ・・・・・・だがしかし・・・・・・
なんだこの泡は!!!
どうみても矢吹先生が描いたとは思えない泡が我々の視界を遮って、全裸のララと春菜たんを見えなくししてしまっています!
編集者の仕業か!!
せっかく春菜たんが悩ましげな顔をしてバスタブに腰掛けるようにして全裸でララとくんずほぐれつしているというのに!!
ちくしょう、ちくしょう! 表現の自由を取り戻せ!
んで、最後はベッドでララと春菜。春菜たんは純白ショーツにパジャマの上だけ。そして、ここでやっとララが本気を出して(袋とじ外で)寝巻きが肌Yっぽいスタイルでございます。よく見るとぱんつはいてない。どう見てもはいてない。そして左のおっぱいをよく見ると微妙に乳輪が見えてるっぽいデス。肌色でもなく、影が差した肌色でもなく、ピンクがほんのり見えてます。まあ今回それほど活躍していないのですから乳輪くらい出してくれなければ不公平というものですし、ええそういうわけでこれは乳輪なのデス。
というわけで、ミニイラスト集を全部見終えましたが、まあ正直な話、絵が少々雑に思えました。基本的には矢吹先生は絵は上手な方でいらっしゃいますから、どれも見る分には差し支えないレベルだとは思うのですが、矢吹先生の通常のクオリティから比べますと若干落ちるというか、やっつけ仕事のように感じるのも事実であります。いつも矢吹先生の絵からは、あの小奇麗さの中からも執念のようなものを感じ取れる、それがゆえに評価せずにはおれないのでありますが、今回はそういった執念みたいなものはあまり感じられませんでした。色の塗りとかもそうですし。あるいは、今回一番執念がこもったお風呂絵を編集者に台無しにされてしまった(と推測される)のが矢吹先生にとっての誤算であり、我々読者にとっての不幸だったのかもしれません。この絵がどこかで無修正で再録される機会が訪れることを一読者として願わずにはおれません。また同様の思いを抱く同志が多々いるものとぼくは信じております。
まあ今回のミニイラスト集の出来が云々よりも、年末年始休みで矢吹先生が英気を養われ、通常の連載において存分に力を発揮していただけることの方が、一読者としましては重要なことであります。また先生の納得がいく形での単行本修正が成し遂げられることへの期待であることも告白しましょう。
そんなわけでとりあえずは、来週のToLOVEるで「金色の闇」がどう出るのか楽しみにさせていただきます。