げんしけん9巻を買った

げんしけん (9) 限定版

げんしけん (9) 限定版

しかも、よりによって特装版。
いや付属の同人誌の作家陣を見てたらどうしても欲しくなってしまいまして・・・・・・。
沙村広明石田敦子犬上すくね安彦良和きづきあきら竹下けんじろう有馬啓太郎ですよ。水橋かおりは実際読んでから気付きましたが。だって声優が描いてるとは思わなかったし、ていうかOVAのげんしけんはチェックしてなかったから誰が声当ててるか知らなかったし。
まあそれはいいとして、実際その同人誌を読むと、よく知らない作家さんのが結構良かったりしていい発見になりました。最初に載ってた鳴子ハナハルの強引な台詞回しも良かったし、鈴木次郎の女装高坂誘い受けも良かったし、藤木俊荻上さんのアレを握るのも良かったです。そしてなにより良かったのが篠房六郎の4P漫画でした。これは泣けます。しかもげんしけんのキャラが一切出てこない。にもかかわらずげんしけんの同人誌の一角をになうのにこれほどふさわしいものはない。「必死なカンジ」とか「知らない先輩に――」とかのくだりはマジ泣き必至デス。
知ってる作家さんでももちろん良かったのはありました。石田敦子さんはやっぱり良かった。やっぱ斑目だよね。そして、作家陣の中にその名前があっただけでもビックリしたし、買う動機のひとつにもなった安彦良和氏の漫画も良かった。ガンダムのコスチュームデザインについての逸話があったり、咲や大野さんにガンダムコスさせるとは思わなかった。そういう「オタク心」が安彦氏にもあるとは・・・・・・。どうも、安彦氏って「虹色のトロツキー」とか描いてるし、大塚英志と政治とかについて語るイメージとか強いからどうしてもオタク(あるいはおたく)と距離をおいてるイメージがあったし、実際おたくは嫌いだと書いてもいるけれど・・・・・・。とにかく、安彦良和の筆でこういうものが見れたことがオタクとして嬉しいという話にしかならんのですよ。
あと沙村広明のイラストで一目瞭然でありますが、斑目萌え要素のひとつは間違いなく「犬歯」あるいは「八重歯」でありますね。あくまで画的な要素のひとつですが。
あああ、同人誌だけで話が長くなったので本編についてはまたいづれ書くことにします。