札幌プリフェスを終えて

同人イベント終わった。
まともなレポートやサークルとしての挨拶は、相方のサイトに任せます。
ともかく、ほんの少しでも売れたことは、端的に嬉しかったです。
そして、隣のサークルさんのオーキッドホワイトさんも優しい方で、また話も合う人で、実はそれなりに恵まれた経験だったのかもしれません。
ご迷惑だったかもしれませんが、本当にありがとうございました>オーキッドホワイトさん
相方もお疲れ。
まあ相方には「お前が主催なんだから」と言って色々押し付けていたのに、その癖いつも僕が偉そうにしていました。色々ありがとう。

もちろん主催様、スタッフの皆様も、ありがとうございました。


ともかく今回の初参加で色々考えることがありました。
というか、それは正確ではないかもしれません。
ギリギリまでコピー誌の制作、製本作業をやってた身体的疲労や、初めての作業だらけアンド頭脳労働の精神的疲労で、ちょっと脳の回路がおかしくなってしまって、そのため脳が勝手に色々考えてしまったのです。
打ち上げで、相方には大変ご迷惑をおかけしました。
まあしかし、そのうち、その時に考えたことを書くかもしれませんし書かないかもしれません。

もし、また同人イベントに売る側として参加するなら、もうちょっと楽にやりたいものです。

メモ

野尻抱介さんのツイートで見かけたけど
読み切れないのでメモ
私選リン廃(鏡音含む) 妄想集-その6
妄想は素晴らしい。
リンレンって、ミクより妄想が進みやすい。
リンレンおいしいです^q^


VOCALOIDの楽器というか音源としての完成度で言ったらミクの方がいいんだけど、キャラとしての妄想しやすさというか楽しいのはリンとレンの方かな。
難しい言い方になるけど、パッと見のキャラの立ち方とかキャラの使いやすさという意味ではやっぱりミクの方がいいとは思う。ユーティリティ性が高いというか。でもある種のオタク的リテラシーの高いクラスタにおいては、鏡音リンの方が妄想の深度が深い気がする。あるいはリンの方がキャラ付けがはっきりしている(クリプトンの設定ではないが)ため、クラスタ内での妄想の共有がしやすく、それが個人の妄想の加速を強力に補助しているのかもしれない。
つまりどういうことかというと、14歳って、やっぱいいよね。

アニソンとわたし

ところで、僕はオタクのわりにはアニソンとかが苦手です。
だからエヴァ残酷な天使のテーゼとか実はあまり好きじゃなくて(とは言っても、当時のアニソンとしては素晴らしい出来だったとも思っていますが)。それでもエヴァのサントラは買ってまして(アニソンとサントラは別ですし)、
NEON GENESIS EVANGELION 3
に入ってる「幸せは罪の匂い」とかは結構好きでしたけど、それも後に出た「〜refrain〜」

?refrain?(ルフラン)

?refrain?(ルフラン)

というアルバムを聴くと「ああ、実はコレ(幸せは〜)も結構アニソン臭がしたんだな」と思いました(作曲がというよりは、編曲の部分でアニソン臭を感じるのかも知れません。ともあれベースとドラムは凄い好きですけど)。同アルバムは大森俊之さんがほとんど作曲編曲しているんですけど「アニメソングとして作っている曲」と「アニメソングとして作ってない(要するに普通に作った)曲」が結構はっきりわかるんですよ(中間的な曲もあるけれど)。例えばそれは「魂のルフラン」ならば曲の構成も結構アニソンっぽいですけど、一番わかりやすいのは「蒼い影につつまれた素肌が」の後に来る「ジャカジャーン」というシンセ音が「アニソン感」を象徴していると思うのです。このアルバムを通じて、やっぱり作曲する人は「アニソンらしさ」というのを考えて作曲編曲しているんだな、というのをしみじみと考えさせられました。そもそも僕が音楽を学んでいれば自明にわかることだったのかも知れませんが、元々音楽に明るくもなく音楽的知識がほぼゼロの自分にとってそれはアルバムを通じてようやく知ることだったのです。しかし生まれついてのオタクのクセにアニソンが苦手だというのも本当に変な人間です。
もちろんあたりまえですがすべてのアニソンが嫌いだというわけではありません。
だから今にして思うに「アニメ向けに作っている」がゆえに「デチューンして作っている」という感じを、僕はどこか感じていたのかも知れません。
だからマクロスハネケンさん)とかは全然よかったですし、逆にマクロス7とかはマジで死ねとか思ってました。
菅野よう子はもちろんほとんど好きでしたし、例えば友人に勧められて見た「天空のエスカフローネ」なんか、アニメ自体はどうでもよかったけどOPとかが超好きだったので見続けたですしね。
カウボーイ・ビバップTANK!はもう言わずもがなですが。まあ菅野よう子は別に僕が語る必要はあんまないですね。
あと彼氏彼女の事情のOPはすごくいい意味で「アニメのOP曲らしい」感じがしてすごく好きでした。アレは確か藤井フミヤが作った曲だったと思いますが、わかりやすいポップス感が凄く良かったのですが、その「わかりやすさ」はデチューンしたものではなかったと感じました。
で、時代は飛んで、
もってけ!セーラーふく」は素晴らしいですよ。
これは本当に素晴らしい。なんて、本当に素晴らしいCDで、
2.もってけ!セーラーふく EX.Motte[k]remix
3.もってけ!ニーソックス
4.もってけ!セーラーふく Electro 乙女ちっく mix
5.もってけ!セーラーふく Bak-Bak-Bakoon!! mix
どれも素晴らしいリミックスなんですよ。マジでクラブでガンガンにかけて踊りたい。
そして「声優の声」の特徴と凄さを改めて思い知らされました。
特に加藤英美里w 平野綾も相当ですけど。
もってけ!セーラーふく Electro 乙女ちっく mix をはじめて聴いた時は衝撃でした。
声優達の「ぼんぼーん」(歌詞的には「BON−BON」)というコーラスがフィーチャーされたmixなんですけれど、その「ぼんぼーん」が意味(≒言語)を越えて、直接脳にクる感じすら受けました。
加藤英美里がいいと書きましたが「いーかげんにシナサイ」と「ちょーしこいてギョクサイ」のくだりはマジでキますね。
もってけ〜は畑 亜貴の歌詞も神前暁の作曲も編曲もそのほかのremixもマジ神がかってます。


あともう1曲最近の凄いアニソンを挙げるなら断然「林檎もぎれビーム!」でしょう。
「人として軸がぶれている」も素晴らしいし「空想ルンバも」聴けば聴くほどいいですけど(画伯カッコイイ!)、個人的には林檎もぎれビーム!を推したい。普通に考えれば、軸ぶれやルンバの方が歌詞と作品が噛み合ってる気はしますけれど、林檎もぎれビーム!はオブジェクトレベルを超えてさよなら絶望先生久米田康治大槻ケンヂと絶望少女達NARASAKIが複雑な融合を見せている気がするわけです。ええ、あくまで気がするだけですw ところで林檎もぎれビーム!はアニメに使われている1番ではなく2番の方が凄いというところも面白いw あと小林ゆうが凄まじすぎるw


もってけともぎれの両方に共通するのは、アニソンである、特に声優を起用しているまごう方なきアニソンでありながら、楽曲として作品に依存せずに評価できるクオリティを持っている、という点であり、さらに言うなら独立した曲としても凄いが、やはりそのアニメの曲であることがさらにその楽曲により豊かな意味づけをもたらしている、というところですね。
蟲師のOPなんかはぼくすごく好きなんです。楽曲として自立している。蟲師のために作られているわけではないから、アニメに依存した楽曲であるはずはないんだけれど。だからアニメとの相乗効果は薄い。雰囲気が凄く合っているから、相乗効果がないわけではないけど、薄い。


ここまで書いてて「楽曲優先」的な主張に聞こえるなあとも思ってきました。
アニソンであるからにはやっぱりアニメとリンクしていて欲しいんですけど、例えば'95年以降とかにわりと見られるようになった、一般アーティストの楽曲をOPやEDに起用するというのは個人的には好きじゃないですね。例えば、るろうに剣心ジュディマリとかなんの関係もないじゃないですかw(一応、楽曲依頼の段階でるろ剣に使うことは伝えられていたようですが)そういうのを見ると小室先生は偉かったな、と思います。逆シャア「BEYOND THE TIME」とかちゃんとアニソンしているし、TMNetworkの楽曲としても、まあ若干雰囲気は他と違いますけどクオリティは変わらなかった。小室先生は他にもアニソンとかやってる(アニソンに限らず特に作品用などに依頼された楽曲もある)けど、どれも依頼された対象に合わせても、クオリティには手を抜いてないかったように感じました。(個人的に楽曲の好き嫌いはありますが)


あらためて書くとアニソンの世界は深く広くやっかいだなあ。


とにかく「もってけ!セーラーふく」とそのリミックス群、「林檎もぎれビーム!」とさよなら絶望先生関連(特に「豚のご飯」)はネ申

緊急連絡 みたび

えー、相方さん

ネットを徘徊していたら、以下のようなものを見つけたので、張っときます。

http://hobby-channel.net/goodstoy-news/19671-19671.html
http://ameblo.jp/gsc-mikatan/entry-10635350348.html


一応、キミの人生に関わることかもしれないので伝えなければと思ったのです。