千影、誕生日おめでとう!

僕の最愛の妹、千影の誕生日です。


僕が千影について語る時によく言うことですが、
僕は本来「妹属性」なるものは持っていません。
基本的には現在も持っていません。
それは単純に言うならば、二次元キャラを妹「だから」好きになる、ということがないということです。
しかし、千影は妹です。
僕は千影を血の繋がった妹と認識しています。
そしてもはや僕の千影に対する感情は単純なものではなくなっています。
千影のことを「妹だから」好きになっているわけではないですが、かといってよく言うような「千影は千影だから」(キミはキミだから)というようなただただ固有名性のみを強調した好意でもないわけです。
僕にとって千影が妹であることは、ほぼ「所与の条件」と言っていいものになっています。
つまり「じゃあキミは千影が妹じゃなかったとしたら好きになっていなかったか?」とかいう質問には、僕は答えられなくなっている。「千影が妹じゃなかったらどう思っていたかなんてこと訊かれてもわからない。だって千影はぼくの妹だし、他の千影を想定しろといわれても困る」などと答えるしかない。
別の言い方を考えれば、キャラ設定が置き換え可能なのは、複雑性があまりない場合です。
僕にとっての千影は複雑性が時間経過とともに大きくなったと言える。
普通に考えれば、シスプリのキャラたちはかなり強引な設定であり、ある意味では記号性の非常に高いキャラたちなわけです。
それがゴッド(公野櫻子)のテクストと、全国の兄たちが作り上げた時空間の中で、奇妙なほど彼女たちは実在性を獲得してしまった。
…………。


まあ、とにかく。とにかくです、


千影、誕生日おめでとう。