NHKにようこそ!6巻を読んだ

あー、ネタバレ気にしないで書くんで、読む方はそういうおつもりでよろしくお願いします。


5巻の最後に出てきた岬は結局幻覚(あるいは妄想)でしたね。まあそりゃそうだけど。
しかしこんなに簡単に東京に舞い戻るとは思わなかった。
まあ、ヘタに帰郷してからをリアルに描いても本筋から脱線しすぎてグダグダになる危険性はあったと思うから、これもひとつの手ではあると思うんだけど。でも個人的には実家でのあれこれをもっと描いてくれても良かったかな、という気はします。
しかし、岬ちゃんにしても山崎にしてもそれぞれにダメな、勘違いな人生を描いていますね。小説に比べて、実はマンガ版は群像劇なのかもしれません。
しかし佐藤の先輩との情交を描いた夢はエロかったデスね。 オパーイやチクービやケツ。これは夢精しますよね。
そして最後は岬ちゃんをネトラレですか。NTR
さて今後どうなっていくのでしょうか。
表紙の折り返しの著者コメントで滝本竜彦が「終わりに向けての緩やかな助走、それが本作、NHK六巻なのだ」と書いていましたが、確かにそれを感じさせる巻でありました。
滝本氏には、マンガが終わる頃には小説を書けるようになっててほしいものデス。
ちなみに限定版を買ったのですが、付属のゲームはまだやっておりません。
(正確にはちょっとやったがセーブ機能がなかったし、その時は最後まで突っ走る気力がなかったのでやめた)
評判は悪くなさげなので楽しみデス。