単行本 ToLOVEる―とらぶる― 1巻 読んだよ

To LOVEる -とらぶる- (1) (ジャンプコミックス)

To LOVEる -とらぶる- (1) (ジャンプコミックス)

いやあ、本当に待ちに待ちましたねえ。
正直本当出すの遅いですよ、集英社さん。
あるいは単行本のための加筆修正に時間がかかったという好意的な見方も出来ますが。
まあそれは置いといて。
そんなわけで初回とか遠い記憶の彼方ですし、それにぼくはあろうことか最初このマンガを評価してませんでしたからね(まったく我ながら愚かしく先見性のないことだ!)。ですから最初の方どんなだったか既に忘れ気味でした。
ですから初期ToLOVEるを見直すのは、現在のぼくにとってぜひとも欠かせない作業だったわけでもあります。
それにしても、ぼくは今までジャンプコミックスというのは(数少ない例外はありますが)買ったことなかったんデス。いちご100%ですら買っていませんでした。ですから、ToLOVEると買う、というのはぼくにとって非常に特別なことなのであります。
さてさて、長い前置きでしたが内容の方に参りますよ。


いやあ、初回からすごいマンガだったんですなあ、思い起こせば。いきなりララの全裸が1ページ丸々使って描かれていますからね。
しかもその絵が単行本ではさらにエロくなっております(単行本20P)。
(画像による比較検討は、スキャナがないので(プアで悪かったな!)やりませんし、スキャナあってもやらないと思いますが。それに他のサイトでそういうことはやっていらっしゃいますしね)
まず、トーンによる乳輪加筆デスね。髪を丁度乳首のところに被せているので乳首は見せませんが、乳輪はトーンの削りなどを駆使して丁寧に描かれております。そして見逃せないのは、ジャンプ掲載時には局部のあたりは湯煙がわりと大きめにかぶさってて、矢吹先生の社会的な配慮がうかがえるのですが、単行本では鼠蹊部やその周辺には我々の視界をさえぎる湯煙は一切存在しません。そして陰裂が見えない程度にララの髪がかかっておりますが、局部の一部(大陰唇)がはっきり視認出来ます。素晴らしいですね。
そして単行本24P。完全に左乳首が見えます。
先ほどのように髪の毛の絶妙な配置によって乳首を隠す、ということなく、確実にはっきりとモロにチクービが描写されております。なんということでしょう。矢吹健太朗先生。握手していいですか。
ところで地味に加筆修正といえば、コミックスではララがまとっているバスタオルにトーンを加えていますが(ジャンプ掲載時には白いバスタオルだった。絵的に確かに白すぎではあったので、バスタオルにトーンを張るのは良いことだと思います)そのバスタオルもジャンプ掲載時では一本線だったのに、コミックスではタオルのパイルを表現するために線をギザギザに修正しております。エロ以外も手を抜かない矢吹先生萌え。
84Pも乳輪加筆があります。ここで見逃してはならないのが両方の胸に乳輪トーンが張ってあるということです。左の乳輪加筆はわりと誰でも気がつくところです。ですが右の乳輪のトーンまではなかなか気付く人はいないでしょう。ジャンプ23号を同コマと比較検討したから間違いありません。あのわずかな数ミリというスペースに、単行本のためにわざわざ矢吹先生は妥協せずトーンを貼り削ったのです。なんというプロフェッショナリズム!! 矢吹健太朗先生には誰もが敬意を表するべきでしょう。万歳。
110Pにある西連寺春菜初期設定画ですが、ふとももが異様にエロいデス。
115Pも乳輪トーンワンセット2連発デス。本当ここまでくると信念ですよね。乳輪が見えて当たり前なんだから乳輪は描くべきだ。そんな信念すら感じます。そして地味に見逃してはいけないのが117Pの大ゴマ、ペケ着衣シーンです。本誌掲載号25号と見比べましたが、トーンこそ貼っていないものの右の乳房に乳首を描き足していらっしゃいます。(他にも陰部周辺にトーンを足していたりもします)敬服です。
そして一番の話題になったシーンといえば、第6話、166P、リトの妄想お風呂混浴シーンですね。なんといいましても、このシーンは、完全に乳首が描かれており、間違いなくトーンが貼られておりますからね。正真正銘女性の乳房の先端部分があますところなく描写されており、青少年の健全な精神育成に貢献する素晴らしいページとなっておるわけですから、先生に賞賛の嵐が吹き荒れるのも当然であります。矢吹先生は神。またララと美柑の入浴シーンを描かなかったことについては非難せずに、リトの妄想を鮮明に描ききったことを賞賛するに留めておくのが紳士のふるまいでしょう。ヒューマンビヘイヴァー。
そして春菜萌えのぼくが是非ここに書き留めておかなければならないのは第7話でしょう。春菜たんウジュルウジュル触手プレイの回デス。その回のレビュー自体はウチの過去の記事ジャンプ感想 28号を見ていただければいいデスが、今ここでは他に描くべきもっと大事なことがあります。重大な加筆修正デス。単行本191P春菜たんの体操着が破られるシーン!! ブラジャーが描き直されています! コミックス版ではよりかわいらしくなっております。ジャンプ掲載時のも決して悪くはないというか中学生らしくていいというか、まあそれはいいんですが、とにかく、ブラが描き直されております。そして!! 単行本では、春菜たんの乳輪と思しきトーンがわずかに、ですが確実にしっかりと貼られているではありませんか!! ララじゃないデスよ?! 春菜たんにですよ!! これは大変なことデス。 ララの乳首が出ることと春菜の乳輪がまろび出ることでは重みや価値といったものがまったく違ってきます。そうでしょう?! そうなんです!
このページ以後も多少加筆はありますが大したことではないので(いや本当は書きたいところもあるんだけど)まあこの辺にしておきます。
総括としては、矢吹先生は偉大だった、と。そしてこれからもきっと偉大であらせられるだろう、と。そして早期に、しかし矢吹先生の納得できる加筆修正をもって、2巻が発行されることを望みます。
矢吹先生、本当にありがとう!