金色のコルダは良い

金色のコルダいいですなあ。
ただの女性向け恋愛シミュレーションゲームのアニメ化とかじゃないですね。(マンガの方は見てないので分からないけど、マンガの内容をアニメ化したものなのかな)
恋愛自体よりもむしろ、魔法のバイオリンを持ってしまったことによる音楽のよろこびや素晴らしさへの目覚めと、一方で魔法のバイオリンで素人である主人公が「ずる」をしているという葛藤を描くことが主題になっていて、なかなかドラマチックでいいです。
そんな風に音楽を楽しんだり、内省的になったり、はたまた自分を取り巻く男の子たちにドキッとなったりする日野ちゃんのキャラクターとしての豊かさがこのアニメのよいところですね。日野ちゃんかわいいなあ。
そういう風に楽しめるのも、アニメとしてのクオリティをある程度のレベルで維持しているからですね。両ハルヒのアニメほどのクオリティではないですけれど、ダメダメ深夜アニメのようなことはないので安心です。