デトロイト・メタル・シティ 2巻を読んだ。

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

出たんで一応買いました。
ひゃあ、羽海野チカが絶賛とか帯書いてる。
いまハチクロ友人に借りて読んでる途中なもんで・・・・・・。
いっつも発売後一ヶ月とか二ヶ月とか半年とか時期はずれレビューばっかだったので、今回はそれでも数日〜一週間遅れ(地方だしさ)ですが、世間と同期した更新ですよ!
ブログは活きが命ですからね!
それは置いといて内容デス。
まあ、それにしてもなんというか、正直な話絶賛は出来ない。コレは一巻を見たときもそうだったけど。
ある程度うまくまとめてはいるし(破綻もしているが)、ギャグにもなっている。
けど、なんかここまでブームになるようなものでもないと思う。
一度なんか変に火がついたからとりあえず祭ろう、ってのがこのブームだとは思うからその内鎮火するとは思うが、逆にぼくはそこからこの漫画がさらに化けて、ぼくがこのブログで大絶賛するような漫画になって欲しいなとも思ったりする。
ところで、2巻になって確信したのは、やっぱこの作者は音楽の知識はあるんだろうなということだ。断定は出来ないけど、いろいろわかっててやっているんだろう。多くの作家は作品で音楽を取り扱う時、自分の趣味を反映させたり、自分がバカじゃない(センスを持っている)ことをどうしても顕示したくなるもので、大抵はどのように控えめにやってもそういうバカに見られたくない作者の心情が裏に透けて見えてくる。
そういった点ではこの若杉公徳というひとは禁欲的なのかさらっとしているのか、理性的にコントロールしているのか、作者の趣味がどういうものか推測がつかない(裏が透けて見えない。作者という存在が漫画にでしゃばらない)し、出てくる音楽やアーティストも確かに間違ってはいないが何かが間違っている。
まあしかし、この2巻は1巻より色々ムリがあった希ガス。かなり強引だったところが多々あったよ。
ただしかし、「悪魔玉」はひどかったな・・・・・・ヤバかったな・・・・・・エグかったな・・・・・・グロかったな・・・・・・。
ところでなんか知らないけど、鬼刃のところで戦争になったけどDMCのファンの常連のあの子、やたら強いねw
あと、鬼刃の思い出Tシャツをブチ破ったところは良かったよ。
ま、次巻も出て金があったら買います。