こどものじかん 2巻 を読んだ

なんか最近本の感想とかある程度の分量を書かなければいけないのではないかという意識にとらわれてる気がしたので3行で終わってもいいやくらいの気持ちで行こうと思います。

こどものじかん 2 (アクションコミックス)

こどものじかん 2 (アクションコミックス)

今回もエロい絵が満載でした。
お話としては、2巻の核となるのは11話、12話(11時間目、12時間目)ですね。
レイジとりん(とりんの母親)の過去のお話。
レイジの母親と父親の話はなかなかよかったと思います。こんな家庭はごまんとあることでしょう。母親に裏切られた(とレイジが感じた)くだりは特にいいと思います。
秋さんとレイジはエロかったしね!
あと黒ちゃんはぼくけっこう好きデス。
総評としては、個人的にはおジャ魔女どれみのようにクラスのサブキャラを出せというわけじゃないですが、青木先生とりんの二者関係を集中的にやるだけではちょっと物足りない気がする。(黒ちゃんや美々ちゃんや宝院先生なども絡みますが、要するに関係性や描写する範囲の狭さの話です)
とはいえもちろん作家の得意な範囲でハイクオリティのマンガを描いて欲しいという方がいいですから、この路線でいったところで今後も続刊を買うことには間違いないんですが。
あんまり要素を詰め込みすぎるのもアレですし、収拾がつかなくなるからこのままの方がいいか・・・・・・。特にマンガは個人作業で、編集者やアシスタントのサポートがあるとしても複雑なマンガを商業作品としてやるのには限界がありますね。
そういう意味ではおジャ魔女どれみはやっぱアニメという集団製作の強みがあったのだなあ。
ともあれ、「こどものじかん」のようなエロや萌えだけではない作品は貴重ですので今後も私屋先生には頑張ってほしいものデス。